■理由のない暴力は、”1回目”で彼の友人に相談!
彼氏や夫と言い合いになった拍子に、顔や頭を叩かれたり、カラダを蹴られたり―
普段は仲良くしているカップルほど、そんな事実すらケロっとわすれてしまってしまいます。そして女性同士の彼話、夫話のときに「暴力沙汰」をポロリと暴露してしまい、周囲に驚かれることがありませんか?
「えーそんなことされてるの?」「それってDVじゃないの?」
思わぬ周囲の強い反応に、発言者本人が驚いてしまうこともあります。この暴力沙汰のきっかけが何であるか?が大きな問題です。例えば、女性が先に暴力をふるって、正当防衛の男性に突き飛ばされた場合や、人として言ってはならない愚弄の言葉を相手に浴びせかけたなど、男性に「言い訳」の余地を与える原因が女性側にあるなら我慢のしようもあります。
でもそれまで普通に運ばれていた会話の最中に彼が突然キレて殴りつけるのは、ちょっと考え物です。しかも「殴られるような発言」もしていないに、突然そうなる場合は危険信号。今後エスカレートして大きな暴力に発展しない手立てが必要です。そのために、まず最初の一回を見逃さないようにすること。最初の1回目に「強い態度」で彼を注意することで2回目からの暴力を防ぐことができます。1回目をすんなりと受け入れてしまうと、その後どんどんエスカレートするばかりです。
男性は自分が、さほどの理由もなく女性に暴力を振るったという事実を他人に知られるのをとても嫌がります。女性に対して些細なことで感情のコントロールが効かなくなる男というイメージを、周囲に持たれるのをとても嫌がります。
したがってまずは、共通の友人に相談をすることです。友人にその事実が知られることは彼にとっては大きなショックとなります。とくに男性は共通の女友達に知られることを嫌います。その女友達との信頼関係が強ければ強いほど、自分を冷静にいさめます。
彼が些細なことで暴力をふるってきたら―。まずはひとりで悩んだり、愛情の一環よね・・・と前向きに捉えすぎずに周囲の友人に相談しましょう。そして、その「相談」した事実を彼にも伝えることです。そしてもし2回目の暴力が発生しそうなときには、「また友達に相談(告げる)するからね。」と言うことです。
ただ、ここで気をつけないといけないことがあります。この切り札を持ったからと言って、彼に何を言っても良いというわけではありません。「殴られない」ことをいいことに度を越した発言をしていては、彼からの愛情はやがて消えてしまうでしょう。たとえ言い合いになったとしても女性側も最低限「筋」の通った発言をすることをオススメします。
それが何でも言い合える「幸せカップル」になるための秘訣です。
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