■彼の心に火をつけ、過去の恋を乗り越えさせる
大人の男は恋のはじまりにぎこちないもの、かつてのように心を一気に燃え上がらせるのが苦手です。その原因は過去の失恋のトラウマだったり、仕事の多忙さやプレッシャーだったりしますが、過去の恋愛経験の多い、少ないに関わらず不思議なほどに20代後半以上の男性は恋のスタートダッシュが苦手です。
イマドキの大人男はせっかくはじまった恋にも、うまくのめりこめずに不完全燃焼してしまいます。その際に、パーフェクトに燃焼した過去の恋の面影を思い出し、”過去の恋の再燃に賭けてみる―”とか”今の恋はあの恋を越えられる気がしない。だから今のうちに辞めておこう―などと目の前の恋を放棄してしまうのです。
そこで・・・
■”恋のはじまりに彼の心に火をつけ、過去の恋を乗り越えさせる―”
そんなテクニックをイマドキの大人女性の皆様に御提案をさせて頂きます。
ほのかに灯り始めた「恋の炎」。まだ完全にあなたを信頼しきっていない彼。互いが”好意”を口に出してはいるけど探り合っている”恋の始まりの段階”。そんなときこそ「会えない寂しさ」をキレイに伝えるのが効果的です。この”会えないときの切なさを上手に伝える”技術をここでマスターしておきましょう。これが上手くいけば、彼の心が過去の恋に引き戻されることはありません。
告白しあった数日後に次の簡単な”魔法の言葉”を使うことです。その日がくるまではあえてメールや電話で「早く会いたい」は決して言ってはいけません。告白しあった翌日から、彼の中にちょっとした枯渇感を与えることがポイントです。タイミングは一瞬です。再会した日のキスのあと一瞬を狙いましょう。「あのね。正直、すごく会いたかった」。一見使い古されたような言葉ですが、こういう使い方をするだけで男ゴコロに一瞬で火をつける発火剤に変わります。
次のページでは火をつけたあとの恋の育て方についてお話します!彼の中にも、あなたの中にも「史上最高の恋」を築きましょう。
■今すぐの”心の発火”と近未来物語へのエスコートが彼を引き戻す
彼の心を溶かし、あなたとの恋にフルアクセルの状態に引き込むには、段階が必要です。すくなくとも1ヶ月は時間をかけましょう。
とくに「つきあおうか?」となってから1ヶ月が大事です。「あなたとはずっと一緒にいたいんだ。年をとるまで・・・」そんな言葉も、大人男の頭には、壮大すぎてピンとこないこともあります。そして彼がうまくリアクションできないことだってあります。
そんなときでもあなたはけっして焦らないこと。「キライなの?」なんて聞いたら負けです。じっくり待つこと。「あなたとはずっと一緒にいたいんだ。年をとるまで・・・」。その言葉の効果は2人が会えない時間に彼の心に効き始めます。男性の頭の中にはその「年をとるまで」という言葉が何度もオートリバースで再生されます。その再生が2〜3日続いた頃には、彼は彼自身の心を自ら恋愛一色に染めてゆきます。これが言葉の「言霊効果」です。言葉が独り歩きして勝手に彼を説得してくれるというわけです。
そして彼の心の温度も、行動パターンもそして覚悟も決めてゆきます。目まぐるしく移り変わるビジネスシーン、不確実な社会の中に漂う不確実な自分―。そんな彼の心に思い切って「年をとるまで」という不変の言葉を心の急所に突き刺しましょう。結婚という儀式を提案してはダメ!「ずっと一緒」という”状態”を提案したほうがベターです。「自分は彼女からこんなにも思われているんだ。」そう確信することで、相手をますます好きになるのも「大人男」の特徴です。
さあ、火がついたら、夜が明けるまで語らいましょう。 |