恋がうまくいくコツ・・・いろいろありますが「恋愛エッセイ&マニュアル系を読む」というアクションで考えた場合「潮凪洋介の本以外の恋愛系本もどんどん読む」ということ・・・それが僕の心からの「真実のオススメ」です。いろんな書き手がいますから、いろんな角 度で検証したほうがベターということ。恋を後押しする「恋愛エッセイ」「恋愛マニュアル本」は、書き手それぞれの人生環境、恋愛環境、人生経験によって言うことが違います。その人の主観や実感なしには書けないのがこの手の本です。
一方、書き手そのものにも「恋愛偏差値」があり「恋愛ヒエラルキー」での位置づけがあるのです。文句なしにモテて異性に不自由したことがない人が「恋愛ニート」からの脱出法を書いても彼らの心の傷までケアできないし、対人恐怖症の方のお気持ちをくみ取った内容は書けません。(書けても共感部分は弱くなります)また僕みたいに「行動あるのみ!行動した先ではこうしとう」ばかり言っている人は「なぜその人が行動できなくなったのかを解明し、どうすれば行動に踏み切れるのか?」を丹念にエスコートすることが不得意です。
その逆にモテゾーンの異性からモテ続けた経験もなく地味な人、ぱっと見も影が薄く、合コンやパーティに行っても緊張しているような人、ステキな男友達女友達、仲間もいないような著者が「イイ男、イイ女からモテる方法」をいくら学問的に説いても空論と言葉遊びにしかならないのは明白。(なかには学術も実践も両方持ち得ている方もいますが)
だから自分にあった方法、自分と友達になれるかも・・ そして恋人になれるかも・・・という著者を探してほしいのです。恋愛エッセイ本はいわば「著者との疑似恋愛」でもあります。あなたが「この人はまじめそうだし好みだな」とか「さわやかでいいな」とか、自分の好みの異性であり、2次元疑似恋愛できそうな相手が書いた 内容が「最もあなたのリアルな恋愛パターン」に合致します。そしてその著者が言っていることがもっともあな たの「実践」で役に立つのです。好みの男性の心理を深く知り、勝ちパターンを実行できるというものです。
著書の内容の合う合わないは、異性の好みがそれぞれ違うのとおなじ。だからこそあなたに合う著者を広く探す必要があります。「誰にでも当てはまる恋愛絶対ルール」は存在しないからこそ複数読むべきです。恋愛階級によって恋のアプローチも違います。オタクにはオタクの恋術があるし、爽やか系スポーツマンには、そういう人のやり方が、肉食系素人ホスト体質には、遊びの恋と 本当の純愛を分けた恋の探し方があり、小悪魔な女性に は小悪魔な恋の仕方があります。書き手の経歴や書いている内容から、推測して自分にぴったりな人を決めるのが良いと思います。
いろんなエッセイの著者の人間像の中まで入り込み、読書を通じて疑似恋愛をするこ――自分の彼氏候補と似た著者を絞り込んでゆくこと――著者探しは彼氏(彼女)探しと同じです。「このタイプのメンズたちはこんなとき、こんなふうに思うのか。」と“著者=あなたの 好みのタイプ”の“恋愛習性、思考回路”を知ってください。その次にリアルな恋人探しで「実際の好みの相手」に対して実践することです。 これが潮凪洋介が考える効果的な恋愛エッセイ&マニュアル活用法です。ぜひお試しください。 |