■ ”今度食事でもしませんか”の意味

食事に誘われただけで過剰に「私に気があるんだわ！」と思い込み、好き好きオーラを出しすぎる―。これが典型的な負けパターンにつながることを、大人の女性ならば誰でも知っています。さらには「恋人候補なのかしら？だったらちゃんとしないと！！」と過度に意識するのもが引かれるパターンであることも頭では理解しています。

でもそうとわかっていても、相手が意中の人だったり、タイプだった場合はコントロールが効かなくなります。「意識しない！意識しない！」と思いすぎて仕事モードな100％敬語トークになってしまったり―。

もし”今度食事でもしませんか”と意中に人に言われてしまったら？

まずは「完全に緊張しない」「完全の意識しない」のはあきらめましょう。緊張したり、意識してしまうのは当たり前！そう思うのがコツです。「みんなこういうときは緊張してしまうんだ」と割り切れば少しは気が楽になります。

また相手に食事姿を見られてしまうのが気まずい場合は、あえてお茶にするのも良いでしょう。お茶だけであれば、テーブルマナーを観察されているような気分にはなりません。また「どこで会う？」と聞かれたときに主導権を握り、あなたが行き着けの店を指定するのもコツですよ！見慣れた景色の中ならば、緊張は断然和らぐものです。

そしてさらにリラックスするために意識しておくべきこと。それは「相手は貴女になんとなく興味があるにすぎない状態」であるということ。まだこの時点では「友達、友達以上恋人未満、セフレ、仕事のブレーン、合コン幹事、知人」そのすべての可能性を含んでいることを意識することです。そうすれば緊張感はさらに和らぎます。

なんとか1回目の食事を終えた後、気になるのがその後の相手の反応です。大切なのが「1回目の食事と2回目の食事の間のコミュニケーション」です。

その間の効果的なコミュニケーションについてお送りします。

■ 男性もまた1回目の食事の後の女性の反応を見る

男性は1回目の食事後の女性の反応を見ています。その反応が「楽しかったです。ありがとうございました。」などの社交辞令メールだけでは”まあ脈はないか”と判断してしまうのが多忙な男ゴコロです。

社交辞令とわかったとたんに単なる人脈リストとして名刺リストの中に埋もれることだってあります。第1回目の食事のフォローメールには社交辞令+アルファが必ず必要です。どんなところがどんなふうに楽しかったかを具体的に感情表現するのが良いでしょう。もしここで良い言葉が思いつかないならば、お礼の電話をさらりとかけるほうが良いでしょう。

ただし、ここで過剰な愛情表現をしてしまうのは禁物です。次回は友人を交えて食事やドライブなどに誘い、いったんグループでの約束に持ち込むのが、男ゴコロの中の独占欲を刺激します。さらに3回目は2人で会う―。その後は彼からの誘いを待ってみる。彼から連絡があるまで自分からは連絡しない―。これもまた基本的な勝ちパターンです。

上記のようなパターンを同時並行でいくつか走らせるのは「モテル女性」が皆自然におこなっている方法です。これは自分自身がゆとりを持つための賢い戦略です。魅力的な女性ならば、皆それぐらいやっていることを男性は最初から承知しています。イイ女、魅力女には多方面からのニーズがあることを男は本能的に知っています。

しばらく何人かと食事を楽しんだ後に「この人は！」という人が現われたら、ここから先は「駆け引き」を仕掛けない大人の恋愛をオススメします。直球勝負でいってみましょう！さあ、これから深まる秋の夜長、いろいろな魅力男との食事デートを楽しんでみましょう！