■そのときあなたはどうするか?浮気バレの瞬間
「浮気」をするとき、人は誰でも自分の中で、その正当な理由を考えます。
うっぷんを晴らしたいから―、マンネリ化した心の潤いを与えたいから―、
さらには孤独を埋めたいから―、などなど、“自分はこんな理由がるのだから浮気しても仕方ない”という大義名分をつくります。
もちろんそれ以前に気がついたら違う誰かを好きになっていて、あとから正当な理由を考えるケースもあります。そして「本命の相手にバレないだろう」という確信をもとに危険な“賭け”に打ってでます。
もし今あなたに大切な交際相手がいて、その相手にバレないと確信した浮気が完全にバレてしまったら?果たしてあなたはどうやってその場を切りぬけ、大切な人の信頼を取り戻すでしょうか?本命の相手のことが大好きで、絶対に失いたくない―。そう思っている人のなかでもともと嘘をつけないタイプの人が犯してしまいがちなミスがひとつあります。
それは誠実にすべてを話して懺悔しようという解決策です。すべてを正直に話すことが、誠意の唯一の表現だと思ってしまうのです。しかしこれは大きな間違いです。もし本当に本命の恋人を傷つけたくなかったら、そして失いたくなかったら、これとは異なった誠実さを持つことをお勧めします。その“異なる誠実さ”とは?
次ページではその真相に迫りたいと思います!
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やさしい嘘は愛の証し
それはやさしい嘘を完全に突き通すことです。現場をおさえられていないことに関しては、なるべく隠し通すことが必要です。たとえば、誰かと食事に出かけた事実がバレたなら、そこで何がおこっていようと「仕事の付き合い」「昔からの友達に相談された」などのベールで包み込むことが必要です。
また携帯メールなどを見られた場合でも、どちらにも取れる意味合いのメールに関しては「誤解だ」と言い張ることです。遠慮なくすべてを打ち明けるのは、本命の相手と別れたいときだけにしましょう。 ここで大切なのは、あなた自身が犯した“浮気”という罪は、あくまで“浮気”に過ぎず、本命とはあくまで異なるということを自分の中で断言できるかどうかということです。
“絶対にこの相手だけは失いたくない”という厚い情と恐怖感を感じる場合のみに実践してほしいとおもいます。そうでないとあなたは相手にも、そして自分にも嘘をついてしまうことになります。浮気された男の心理。それは“どうか彼女の浮気疑惑が嘘でありますように。
そして手も握っていない、キスもしていない状態でありますように!”というせつなる願いです。もしそうだと言い切られれば、翌日から何事もなかったかのように仕事に戻ることができるのです。愛する彼女の正直に浮気の事実をすべて懺悔されたときの男性ほどみじめなものはありません。
「全部ウッソー」そうやって彼女が笑ってくれたらと望むものです。浮気がバレたら、限界まで嘘をつく、そして言い逃れる。それが大人の女の誠意の見せ方なのです。 |